さてさて、いよいよ年の瀬が迫って参りましたが、
dj Hideky kun にとっては今年はまさにアナログ回帰の
1年だったといえそうです♪
そうなんです!今更!ですが、こんなにアナログレコード盤の
音が良いなんて、ず~っと気付きもしませんでしたから(苦笑)
というわけで、新譜・旧譜・中古含めて、今年はCD以上に
アナログ盤を購入したのではないでしょうか。
そして、その時々に驚きや感動もありました☆
というわけで、今回はそのアナログ盤のお話ですが、
実は、ここ最近リリースされたオーディオ雑誌の
音源レビューを見ていると、オーディオ評論家の田中伊佐資さん
という方が今秋、あの高音質リマスター盤で知られる
アナログ・プロダクションズからリリースされた
オスカー・ピーターソン・トリオの不朽の名作『We Get Requests』の
45回転アナログ盤のことを「オリジナル盤を凌ぐ!?過去最高の音質を
もった」リマスター・アナログ・レコード!!と大絶賛されている
ではありませんかっ!!
『We Get Requests』と言えば、dj Hideky kun も
大・大・大好きなアルバムで、オーディオ機の試聴に行く時には、
CD、アナログ関わらず必ず持参する作品です。
なので、同一タイトルのCDやアナログ盤を何枚も所有しております。
しかもお気に入りのものは2枚ずつ♪
そういうこともあり、当然!?dj Hideky kun の手元にも先日、
『We Get Requests』の45回転アナログ盤がアメリカから
到着した次第でありまっす☆
日本でも一部のショップで取り扱われているみたいですが、
如何せん、高い!!のであります。
なので、アメリカ直で、で、ついでに同時にリリースされた、
これまた大のお気に入りの『Getz/Gilberto』の
45回転アナログ盤もちゃっかり購入した次第であります♪
ちなみに購入価格は、日本での販売価格の約半額!
送料を入れても2/3以下の値段で購入できました♪
しかもFedExだからオーダーして1週間もしないうちに届きました!
さぁ、というわけで、オーディオ評論家の田中伊佐資さんが
大絶賛されている『We Get Requests』の45回転アナログ盤の
音質や如何に~~~!?!?!?
今回は、折角なので、同一タイトルの別のアナログ盤との
比較試聴というスタイルをとってみました。
いやぁ~、それにしても、このアルバム、一体何回聴いたことでしょうか?!
でも、何回聴いても全然飽きないのです!素晴らしや『We Get Requests』!
まずは、早速、45回転アナログ盤の試聴からスタートであります♪
一聴してすぐに感じたのは、低音の量感が凄い!というか、
過剰気味で、さらにノイズをいかにも押さえました!といった感じの
再生音であります。
ベースの音がもうブリブリです!違和感を感じますね、ここまでいくと。
もう、これはハッキリ言って好みの問題かもしれませんが、
dj Hideky kun 的には、正直、何でこれが「オリジナル盤を上回った!?
過去最高の音質」なのか、よ~く分かりませんでした。。。。。
しかも、ノイズを意識的に押さえてるかのようなそのサウンドは、
まるでドルビーをオンにした時のカセット・テープの再生音のように
“こもった”音のようにも聴こえます。
さて、気を取り直して、今度は、コチラも今年リリースされた
SPEAKERS CORNER RECORDSによる180g重量盤との
比較試聴であります♪
こちらは、決して、いかにも高音質!といった感じの音ではなく、
どこかレトロな、何ともアナログ的で、ある意味リッチなテイストも漂う
コクのある暖かいサウンドを聴かせてくれます。
45回転アナログ盤のように変に?!楽器の音が誇張されていないので、
至って自然に安心して聴けるサウンドにまとめられていて好感が持てます。
で、最後は、dj Hideky kun が現状、数ある『We Get Requests』の
アナログ盤の中でも、最も“音が良い”と確信している
ポリドール(日本盤)からリリースされた1,500円シリーズです。
改めて、上記2枚のアナログ盤と比較しても、
やはり、ダントツで音が良い!!と思いました☆
とても1964年にレコーディングされた音とは思えないくらいの
鮮度、リアリティ、クリア感、生々しさ、弾むような躍動感と楽しさ、
やっぱり、何度聴き直しても、dj Hideky kun 的には
これがNo.1でありMAX!!
ちなみに今回のアナログ・プロダクションからリリースされた
45回転アナログ盤ですが、先行してHybrid SACDも
リリースされているので、こちらも持っているのですが、
CDに関しても残念ながらNo.1とは言えないものでした。
CDに関しては、その収録曲順は違うものの、音質に関しては、
ダントツで、24bit100KHzマスタリングの銀盤K2HD盤が
1番であります☆
おそらく、こちらも誰が聴いても、そう思うと思います。
いやぁ~、それにしても、こうして聴き比べてみると、
同じアルバムなのに、こうも音が違うのか!!と
改めて驚かされる次第であります。
だから、面白いし、楽しいのかもしれませんが、それにしても
全パッケージに著作権使用料(印税)が含まれているのですから、
その部分は何とも解せません!
同じタイトルを購入する場合、2枚目からは、その分を差し引いて
割引価格で購入できるなどの方法を何とか採れないものでしょうか?!
でも、まぁ、そんな不満を漏らしながらも、ついつい買ってしまう
dj Hideky kun は、まさにレコード会社の思う壺?!
といったところでしょうか。(苦笑)
とは言え、こうして、一人ひとりにそれぞれのお気に入りパッケージとの
出逢いがあるということは、何はともあれ幸せなことであります♪
ゲシ♪ゲシ♪