さてさて、ATOLL IN100seとDYNAUDIO DM2/10に合う
CDプレーヤーを探して、あれやこれやと試聴してきた
dj Hideky kun でありますが、前回は、ATOLL CD100MK3の
中古品を買う気満々で試聴したものの、トレイの不調で
残念ながら購入にはいたりませんでした。
で、ATOLL CD100MK3を再度、修理に出すということで、
その場を後にしたdj Hideky kun でしたが、実はその翌日、
DYNAUDIOのショウルームにて、ATOLL CD50seとCD100seと
SACD200の試聴の予約をちゃっかりしていたdj Hideky kun でありました♪
自分の中では、CD50seかCD100seのどちらかにしようと
思っていたのですが、思いもよらぬCD100MK3の出現で正直、
心が揺らいだのですが、やはり、これも縁のものです。
CD100MK3とは縁がなかったのかもしれません。
で、そんな思いを抱きながらDYNAUDIOのショウルームに行ったら
その思いは何と、確信に変わったのでした☆
というのも、実は、前回、ショウルームを訪れた際、アウトレットとして
あったCD100MK3ですが、やはり、フィリップス製のピックアップを
探していた方がタッチの差で購入されたそうで、
こちらもdj Hideky kun とは縁がなかったのですが、
なっ、なっ、何と~っ!行った早々、ショウルームの方が、
「実は試聴の予約を頂いた時に言い忘れていたんですが、
CD100seのアウトレット品が1台ありまして・・・」
ぬぁ、ぬぁ、何ですと~?!?!?!
で、値札を見ると、新品でCD100seを購入するより、3割以上も
安いではないですかっ!
もちろん、CD50seを新品で買うよりは高いですが、
それでも価格的には、そんなに変わらないし・・・。
もしかして?! こりゃ、もう試聴する前から、決まった!って感じが・・・・。
とは言え、ここは、冷静に!冷静に!と自分に言い聞かせながらながら、
早速試聴開始であります♪
アンプはもちろん、ATOLL IN100se、で、
スピーカーは、DM 2/6であります。
今回は、折角なので、購入するつもりはありませんが、番外編ということで、
参考までにと同社のSACD200も用意してもらいました~♪ ゲシ♪ゲシ♪
CD50seもCD100seも今回からピックアップがフィリップス製から
国産のティアック製に変わっていたのでSACD200もそうかと思いきや、
こちらはソニー製とのことでした。
で、トレイの開閉を見ると、SACD200のソニー製の方は、
dj Hideky kun の実家にまだあるソニー製のCDプレーヤーのそれと同じく、
開閉スピードが速く、しかもちゃっちー!!ムムムムム・・・・・。
何とも高級感ゼロであります。
トレイだけなら、CD50se、CD100seの方が全然、高級感ありまっす☆
まぁ、とは言え、大切なのは、その再生音ですから、変な先入観は
もたないようにしないと、と思い、試聴開始でありまっす☆
まずは、CD50seを30~40分、一通り聴いた後に、CD100seに
変更してさらに試聴を続けました。
やはり、ここでも感じたのは、CD50seしか聴かなかったら、
これで十分!というほどのクオリティだと改めて思いました。
音楽を聴く楽しみがそこにあります。ジャズもロックもヒップホップもテクノも
ワールドミュージックも何を聴いても、楽しく聴けます♪
やはり、この価格帯でこのようなサウンドを奏でる国産CDプレーヤーは
ないなっ!と思います。
で、CD100seですが、あくまでも、CD50seと入念に聴き比べての
結果としてですが、やはり、横への広がり感がさらに素晴らしく、
低域の弾むような心地いい低音が耳に残ります。
そして、これが俗に言うS/N比が高い!ということなのでしょうか、
音数も増えて、さらに隠れていた音が聴き取れるようになります。
これは正直、驚きです☆
でも、何度も言いますが、あくまでも比較試聴しまくった場合の結果です。
単独ならば、CD50seで十分!!という感じでありました♪
では、SACD200は、どうでしょうか?
これが、面白いようにCD50seとCD100seとは音質傾向が変わります。
CD100seはあくまでもCD50seの延長線上にある音作りであるのに対して
SACD200は、それまでの元気で楽しいサウンドとはうって変わって、
上質なシルクのようなサウンドのようで、これはこれで好きな人は
いるんだろうなぁ~、っていう感じの再生音でした。
クラシックは、SACD200の方が良いかもしれません。
ただ、dj Hideky kun 的には、この音なら他メーカーの
CDプレーヤーの選択肢もアリだな、というのが正直な感想でした。
まぁ、逆に言えば、そのくらいCD50seとCD100seのサウンドが
ドンピシャの好みだったと言えるのかもしれませんが♪
と言うわけで、気が付けば試聴を始めてからすでに3時間あまりが
経過しておりました(苦笑)
で、自分の気持ちの中では、ほぼアウトレットのCD100seに決定!!
なのですが、その用途履歴が気になります。
ショウルームの方に確認すると、通常のお店へのデモ機としての
貸出機ではなく、雑誌の試聴や撮影用に数回使用されただけ、
ということだったので、ちょっと安心。
保証は3ヶ月しか付かないようですが、外観も新品同様だったので、
まぁ、問題ないかと。。。。。
最後に、このまま持って帰るから、さらに値引きをお願いしたところ、
前回、DM 2/10も購入しているということもあって、
快く、さらに値引いてもらいました♪
というわけで、晴れてCD100seのオーナーとなった
dj Hideky kun でありました☆
この時点で、CD100MK3の方は、正式にキャンセルと相成りました。
まぁ、IN100seよりは軽かったのですが、それでも持ち帰るのは
少々つかれましたねぇ~。。。(苦笑)
でも、やっぱ、すぐに持って帰って聴きたいですからねぇ~(笑)
で、早速、自宅に帰って、セット完了!
いやぁ~、やっぱ、音、いいでっす!!
とにかく素晴らしい~☆全ての音が“生”に聴こえます♪
とっても、とってもリアル~!!スピーカーの存在を全く感じさせません!
マジ、スンゲ~ッスッ☆
しかも、純正のリモコンもRZ-1の意味のない超重量級の使いにくい
リモコンと違って、軽くて、しかもアンプにもCDプレーヤーにも
使える優れものであります♪ スッバラスィ~~~♪♪♪
音楽が楽しい♪楽しい♪
メインシステムである
マッキントッシュMA6600+B&W 805Diamondとは
また違った良さがあります。
で、気が付けば、深夜になっていたのですが、ここで問題発生!!
なっ、なっ、何と!再生音がどんどん歪んで来るではありませんかっ!!
結局、その日の晩は、どうにもこうにも改善されることはなく、
翌朝、再び試してみることにしましたが、やはり、結果は同じ。
再生音が完全に割れて、歪んでいます。
で、速攻、ショウルームへ電話であります。
状況を説明すると、担当者の方が、すかさず、
「それは、恐らくピックアップの問題だと思いますので、
新しいのにすぐに交換します!」とのことで、
わずか1日にしてドック入りと相成りました我がCD100seでありました・・・・・。
配送中の乱暴な扱いなどで、ピックアップに不具合が出ることが
あるそうです。 う~ん・・・・・。
で、ピックアップは本国のフランスからの取り寄せになるので、
1~2週間はかかってしまうとのことで、修理が完了するまでの間、
代替品として、CD50seを貸し出してもらうことに。
ムムムムム。。。。。
なんだか、心境は微妙でありますが、いたしかたありません。
やはり、機械モノですから。
愛車もイタ車のdj Hideky kun。周りからは「正気の沙汰じゃない!」と
バカにされながらも「機械なんだから壊れる時は壊れる!
そん時は、直しゃいいじゃん!」とこちらも乗って楽しい!を
最優先にしているから良いのです。
というわけで、ようやくCD100seのオーナーとなったdj Hideky kun では
ありましたが、その真価を確認するのは、どうやら次回へ持ち越しとなった
次第であります。
まぁ、その間、CD50seも聴けるんだからいいじゃん!と
良いように解釈しながら待つことにしましょう。
しかも、その時は、さらにその再生能力をアップさせるような
秘策も用意して。。。。。
はい、というわけで、次回はその秘策をもって
CD100seの真の底力を検証・確認してみたいと思います♪
ゲシ♪ゲシ♪
そうそう、余談になりますが、dj Hideky kunの試聴の後にも
予約が入っていて、その方のお目当ては、
DYNAUDIOのCONFIDECE C1だったようで、
ついで?!だったので、CD100seの梱包を待っている間、
一緒に?!試聴させてもらっていました。
ちなみにプリメインアンプとCDプレーヤーは、カナダのハイエンドメーカー、
SIMAUDIOの製品でした。
さて、その方が聴いていたのは、dj Hideky kun もよく試聴の時には
持参するオーディオ評論家、傅信幸さん選曲・構成によるHybrid SACDの
「リファレンス・レコード」というコンピレーションCDでした。
dj Hideky kun はよく、このアルバムに収録されている
TOTOの「Rosanna」とSarah McLachlanの「Dirty Little Secret」を
聴くのですが、その方は、1曲目に収録されている
The Alan Parsons Projectの「Sirius~Eye In The Sky」から
試聴されていました。
その前には、誰かのフュージョン音楽も聴かれていたのですが、
dj Hideky kun のCONFIDECE C1を短時間に聴いた初めての感想は、
正直言って「普通?!」って感じでした。
別段、とりたてて良くもなく、悪くもなく、ホント、普通って感じでした。
初めてB&W 805 Diamondを聴いた時のような
驚きと感動は皆無!でした・・・。
う~ん、不思議です。SIMAUDIO製品との相性の問題でしょうか?!
DYNAUDIOお得意?!の立体感も特筆すべき点もなく、
何せ、その再生音が全然、普通すぎて、ハッキリ言って、
拍子抜けしたくらいです。
やはり、エンクロージャーのサイズの限界でしょうか?
いや、いや、805Dもあのサイズで、あの音ですから、そんなことは・・・。
これなら、断然、B&W 805 Diamondがいいや!って
思った次第でありました。
次回へつづく。