さてさて、オーディオ2ndシステムの再構築のため、
スピーカーにDYNAUDIO DM2/10、プリメインアンプに
ATOLL IN100seを新たに導入したdj Hideky kun でありますが、
残るCDプレーヤーを決める試聴行脚の日々であります♪
今回試聴を行ったショップの方もいわれてましたが、
CDの売上げが落ち込んでいる昨今、本当にCDプレーヤーは
売れなくなったと嘆いていらっしゃいました。
まぁ、今後はCDプレーヤーより、より高音質のネットワークオーディオや
PCオーディオが主流になりそうですからねぇ~。。。。。
とはいえ、dj Hideky kun のように、そこそこの枚数のCDライブラリーを
所有する身としては、必需品には違いありません。
さて、前回、これ以上の出費をなるべく抑えるべく、
実売10万円以下のCDプレーヤーの試聴を実施したところ、
ATOLLのCD50seにほぼ決定!という感じでしたが、
正直なところ、同社のCD100seへの興味もなくはない、
ということがハッキリしたので、それじゃ~!ってな感じで
CD100seも候補に加えた上で、その選択範囲を実売15万円以下まで
拡大して、再度試聴に臨むことにしたdj Hideky kun でありまっす☆
前回までのあらすじはコチラ↓
ATOLL IN100seに合う実売10万円以下のCDプレーヤー比較試聴!
さて、では、その実売15万円以下のCDプレーヤー候補でありますが、
やはり、基本的には海外製品の中からピックアップすることにしました。
で、その製品リストでありますが、
① ATOLL CD100se
② ATOLL CD50se
③ MYRYAD Z-114CD
④ onix CD-15
⑤ ROTEL-1520
⑥ Aura vivid
⑦ Audiolab 8200CD
⑧ SONNETEER BRONTE SACD
といったラインナップをチョイスしてみました。
ピックアップが決まれば、あとはどこで試聴するかです。
当然ですが、アンプはATOLL IN100seで、
スピーカーはDYNAUDIOのDM2/6かDM2/7で
試聴できる環境が望ましく、かつ、出来るだけ
①~⑧のCDプレーヤーが比較試聴できるところを見つけたいものです。
と、あれこれ探していたら、何と!ありましたっ!!希望に近いところが!
しかも、何と、程度の良いお値打ちのATOLL CD100MK3の
中古品もあるとのこと!!こりゃ、もう、行くっきゃない☆って感じです。
早速、そのショップに連絡して、試聴の予約完了であります♪
電車とバスを乗り継ぎ、小一時間ほどで、そのショップに到着した
dj Hideky kun。
もう既に試聴のセッティングもバッチリ!
用意されていました~(ムッハ~っ♪)
アンプは、ATOLL IN100se、
スピーカーはDYNAUDIO DM2/6であります。
ただ、着くなりショップの方からお詫びが。。。。。
実は、dj Hideky kun が到着するまでの間、
今回の試聴での大本命だったATOLL CD100MK3の
通電テストをしたところ、トレイの開閉の不具合が見つかり、
販売するには代理店の修理完了後になるとのこと。。。。。
確かに、ショップの方と一緒に、その症状を確認すると、
何度かに一度の割合で、トレイが開いたかと思ったら、
すぐさま閉じてしまい、CDをトレイに乗せることが出来ない
といった不具合のようです。
ちなみに、ATOLL CD100MK3のメカは、フィリップス製で、
現行品であるCD50seとCD100seのメカは、
日本のティアック製であります。
やはり、ATOLL CD100MK3に搭載されている
フィリップス製のメカに問題があるのでしょうか?!
しかも、つい最近、代理店(DYNAUDIO JAPAN)から
点検・メンテナンス完了済みで戻ってきたばかりなのに、
ということでした。。。。。
ムムムムム。。。。。
まぁ、買うか買わないかは、おいておりて、とりあえず、
その音がどうかだけでも確認せねば!!ということで、
早速、試聴開始であります♪
まずは、大本命の2機種、ATOLL CD100MK3と
ATOLL CD50seとの比較試聴であります。
本当は、ここにさらに現行品のCD100seも加えて
比較試聴したかったのですが、残念ながらCD100seの
展示はありませんでした。
で、肝心の比較試聴でありますが、いつものように様々なジャンルの
試聴用リファレンスCDを12枚ほど聴き終わっての感想ですが、
まず、ATOLL CD50seですが、前回の試聴時に感じた印象と
基本的には変わらず、やはり、元気で陽気で、音楽を楽しく聴ける
CDプレーヤーといった感じです♪
対して、ATOLL CD100MK3は、CD50seと比べると、
概してマイルドで大人な雰囲気が随所に感じられるサウンドで、
正直、どちらも良い!って感じがしました。
ただ、楽曲によっては、例えばピアノの鍵盤の返りの感じのリアリティ感は、
CD100MK3の方が全然優れていましたし、左右の音の広がり感と
沈み込んで弾むような低音は、CD100MK3に軍配が上がるかな、
ってところです。
最近のロックやダンスナンバー限定であれば、CD50seの方が、
むしろ良いかもしれませんが、オールラウンドに音楽を聴き込みたいのなら
CD100MK3になるな、と思いました。
続いて聴いたのが、③ MYRYAD Z-114CD であります。
ビジュアルグランプリ「CDプレーヤー部門」の常連ともなっている
イギリスメーカー、MYRYAD(ミリヤード)のCDプレーヤーであります。
実売価格は、12~13万円の間くらいでしょうか。
一聴しての感想は、クリアな音質で聴きやすさは確かにあるけど、
それ以上でもそれ以下でもないのかなぁ~、って感じでした。
やはり、このCDプレーヤーの性能を引き出すには、同社の
プリメインアンプZ142-AMPとの組み合わせがいいのかもしれません。
お次は、④ onix CD-15であります。
実売価格は、10~11万円の間くらいでしょうか。
ブラックボディがなかなか精悍ではありますが、
トレイの開閉が一番チープに感じたCDプレーヤーであります。
で、その再生音ですが、前評判として聞いていた力強さのようなものは
特に感じることが出来ず、別段、特に良いところは見出せませんでした。
⑤ ROTEL-1520は、なかったのですが、Akibaヨドバシで
試聴可能とのことなので、後日、試聴することに。
実売価格は、11万円程度でしょうか。
RZ-1同様、スロットイン方式のCDプレーヤーです。
⑥ Aura vividは、Neoの後継機にあたる新製品だと思いますが、
店頭での試聴は、早くて来年の1月以降になるとか。
代理店には試聴機が1台しかなく、年内は雑誌社用に貸し出しが
詰まっているようです。なので、残念ですが、断念!って感じです。
実売価格は、11~12万円程度でしょうか。
note premierの音がすこぶる良かった印象が強いので、
是非とも聴いて見たかったのですが。。。。。 ホント、残念でありまっす(涙)
⑦ Audiolab 8200CDですが、
最近、日本での正規輸入が再開されたイギリスのAudiolab製の
CDプレーヤーですが、試聴可能なショップが、
かなり限られてそうなので、却下。
実売価格は、14~15万円程度でしょうか。
音は、よさげなな感じなんですけどねぇ~。。。。。
で、最後の候補、⑧ SONNETEER BRONTE SACDでありますが、
こちらは、最速でも12月の中旬でないと試聴できないということで、
仮で試聴予約をお願いしました。
実売価格は、15万円弱といったところでしょうか。
こちら、音も良さそうなのですが、この価格帯にして
唯一、SACD再生対応ということもポイントが高いと思います。
デザイン性もdj Hideky kun 好みの英国製でありまっす☆
で、ここからは番外編、という感じになるのですが、
折角なので、ショップの方おすすめのCDプレーヤーを
その後、少し試聴してみることに。
まずは、LUXMAN D-05であります。
ちなみにこちらの実売価格は、25~26万円程度でしょうか。
上位機種のD-06やD-08はかなり評価が高いようですが、
D-05をIN100seで再生したら、どんな感じなのでしょうか?!
ちなみにDACはSOULNOTE sc1.0と同じバーブラウン製の
ものだったと記憶しています。
で、そのサウンドや如何に?!
う~ん、強いて言えば、ATOLL CD100MK3に近い部分もある、
といった印象です。
でも、やはり、相性的には同社のA級アンプか真空管アンプとの相性が
よさげなソフトな音質傾向に感じました。
そして、もう一台が、PRIMARE CD22。
こちらは、実売価格が、19万円前後といったところでしょうか。
再生音の印象としては、③ MYRYAD Z-114CDと似ていて、
綺麗だけど、それ以上でも、それ以下でもないかな、って感じです。
こちらも同社のプリメインアンプと組み合わせた方が良いと思います。
ということで、今回はここまで。
とりあえず、この日は、CD100MK3の修理を待った上で、
次回、CD100MK3とCD100seとCD50seの三台を
比較試聴することにしました♪
がっ! しか~し!! 次回、またしても、予想外の展開にっ~!!
次回、完結編につづく。