さて、オーディオ2ndシステムとして、
エソテリックのRZ-1とエラックの310IBを導入した
dj Hideky kun でありますが、エラックの310IBに替わるものを
求めて実売10万円以下のスピーカーを物色し始める事と相成りました。
前回までのあらすじはこちら ↓
というわけで、残すところは、ディナウディオのDM2/6の試聴のみとなりました。
ディナウディオ(DYNAUDIO)といえば、デンマークが誇るスピーカーメーカーで、BBCのモニターリファレンススピーカーに選ばれたことがあるほか、
ボルボやフォルクスワーゲンの車載用スピーカーとして
搭載されていることでも知られています。
特にブックシェルフ型では、Focusシリーズが日本でも人気で、
ハイエンドモデルとして、Confidence C1なんかも有名です。
早速、そのディナウディオのショウルームに試聴予約を入れ、
お馴染みの試聴用リファレンスCDを10枚ほど持って、いざ、試聴へGO~!
実は、試聴依頼の予約電話の際、ひと通り、これまでのいきさつを
ディナウディオのショウルームの方にお話ししたところ、
DM2/6の試聴は全く問題ありませんが、今ならアウトレット(未使用品)として、
日本未発売モデルのDM2/8がありますよ~、とのことでした☆
ななっ!なんですと~っ!!!
DM2/8は、日本で販売されているDM2/6とDM2/7より
さらに一回り大型サイズのブックシェルフ・スピーカーです。
価格もアウトレットということで、DM2/6よりもお安くなっていたので、
試聴に行く前から期待が高まりまくりです♪
で、ショウルームに着くなり、そのDM2/8の現物を確認する
dj Hideky kun でありまっす♪
カラーはローズウッドで、ペアの内、片方だけ開封されていたので、
実物を見ることが出来ました。
エラックの310IBはもとより、DM2/6より、やはり、見た目は想像以上に、
でけぇ!って感じあります。
そしてローズウッドとはいえ、塩化ビニール地を貼っているだけなので
正直、チープさは否めません。
で、試聴の結果が良ければ、このアウトレットのDM2/8を購入しようと
目論んでいたdj Hideky kun。
残念ながら、そのDM2/8は現品限りで、しかも、もう片方は未開封のままなので、
試聴不可とのこと。
でも、ショウルームの方が、DM2/8の雰囲気に少しでも近いようにと、
DM2/6ではなく、DM2/7を用意してくれました。
ちなみにサイズ的には、DM2/7が、215×355×265に対して、
DM2/8が、235×400×305でっす。
また、能率は前者が86dBで、後者が88dB、重さは、7.5kgと9.4kgでっす。
試聴用に使用したアンプは、フランス製のATOLL(アトール)のプリメインアンプ、
IN100SEとCDプレイヤーも同じく同社のCD100SEであります。
さてさて、肝心のサウンドや如何に~っ?!?!?!
う~ん、、、、、これは、、、、、なかなか、、、、、
素晴らし~~~~~っ♪♪♪♪♪
実は、ディナウディオのスピーカーを聴くのは今回が初めてな
dj Hideky kun でありますが、いやぁ~、噂以上の素晴らしい再生音、
超ハイCPな仕上がりではないでしょうかっ!!
何より驚かされたのは、その奥行き感と定位の良さ、程よい横への広がり感、
そして自然で美しい高域と無理していない低域の再生音と中域も含めた
つながりのバランス感覚、
いやぁ~、この値段で、全く恐れ入りました!って感じであります☆
スピーカーの存在を完全に消してしまうほどの素晴らしさは、
天晴れ!のひと言です♪
それでいて310IBとは正反対の耳に優しい再生音、しかも美しい!
ちなみに上位機種のEXCITE X12も試聴したのですが、
幾分、低域が締まって聴こえる分、音が硬く聴こえました。
やはり、310IB同様、エンクロージャーが小さい分、
一生懸命頑張って低域鳴らしてます!って感じがしました。
さらにその上のFOCUSも試聴してみたかったのですが、
なかったということと、仮に試聴して良くても買えないので、
まぁ、いいやって感じで断念。
で、ひと通り試聴を終えて、もう、こりゃ、DM2/8で決定~!!と
いきたいところでしたが、310IBでの失敗?!を踏まえ、
「買いますっ!」という前にもう一度、前回試聴して気に入った
B&Wの685とFocalの705Vを再度、試聴して最終ジャッジをしようと思い、
そのままAkibaヨドバシへGO~!
Akibaヨドバシには幸い、ATOLLのアンプとCDプレイヤーがあったので、
同一条件で再度試聴開始であります!
いやぁ~、何とも不思議なものであります。
あれだけ良い!と思っていたB&Wの685でありましたが、
DM2/7を聴いた後だと、比較すると、元気よくガッツと量感で音を聴かせようとする
685に対して、DM2/8は楽しく美しく音楽を聴かしてくれる感じがします。
そして、ATOLLとの相性も良いとショップの方が勧めてくれた
Focalの705Vと806Vですが、確かに良い線は行っているのですが、
DM2/7と比べると再生音が腰高な感じがします。
という感じで、納得がいったdj Hideky kun♪
早速、先ほどまで居たディナウディオのショウルームに電話して、
DM2/8の取り置きをお願いした次第であります。
そして、翌日、支払いのため、再度、ショウルームを訪れたdj Hideky kun。
実は、この時、さらにもう1サイズ大きいDM2/10が気になっていました。
こちらはペアともに完全未開封で、現物を確認することも出来ません。
カラーは、ブラックアッシュ☆
ただ、DM2/10にもなるとサイズはもはやブックシェルフの域を超えてる?!
くらいのものになってしまいます。
DM2/6が、170×292×240に対して、DM2/10は、275×450×345、
重さは5.6kgに対して、12.8kg、能率は、86dBと89dB。
サイズは確かにデカイけど、能率が3dB高いというのは魅力です。
エンクロージャーが大きいだけではなく、ウーファーサイズもかなり異なるため、
高域~中域~低域にかけての音のつながり具合も大いに気になりますが、
310IBでの小さなエンクロージャーに対するトラウマから、
こりゃ「大は小を兼ねる!」じゃないですが、ここは最期の賭け!?ということで、
思い切ってDM2/10を購入することに決めました~っ☆
しかもこのDM2/10でもDM2/6を購入するより全然お安い!のですから♪
で、購入を決めてからショウルームの方が教えてくれたのですが、
このDM2/10とDM2/8は、どちらも試験的に本国から日本に取り寄せたものの、
結局、開封することも聴くこともなく、日本への導入をやめた製品で、
日本には、この1セットずつしかありません、とのこと!
ぬぁ、ぬぁ、何ですと~~~っ!!!
まだ、そのサウンドも確かめていないのに、
そんな話を聞くと何だかうれしくなっちゃいます♪
まぁ、確かに、こんなにデカイ、ブックシェルフなんて
日本じゃ、まず、売れないでしょうし、このサイズ買うなら、
普通にトールボーイ型のDM3/7を買うわな、と。
とは言え、ディナウディオの方も聴いたことない!?って。。。。。
少々不安要素もありますが、DM2/8とDM2/10が掲載された
幻?!のカタログもしっかり頂き、ルンルン気分でありまっす♪
あとは、肝心のエソテリックRZ-1との相性がどうかであります。。。。。
翌日、無事に届いたディナウディオDM2/10を早速、RZ-1に接続♪
で、そのサウンドですが、、、、、
う~ん、やはり、エラック310IBとは全てが対照的であります。
奥行きと立体感、自然な低域、美しい高域と、
試聴環境と変わらない再生音であります♪
ただ、試聴時の楽しく音楽を聴いていた、感覚まで、
まだ、何か物足りなさが残るのも事実であります。
はてさて、どうするよっ!? dj Hideky kun !!
次号へ、つづく。。。。。