さてさて、遅ればせながら元ポリスのスティングの
ソロ活動25周年を記念してリリースされた
リマスタリング・ベスト盤が手元に届いたので
早速その音質のチェックでありまっす♪
dj Hideky kun の記憶が正しければ、
彼のソロ・アルバムは作品によりますが、
過去にリマスターされたのは1度くらいではなかったかと思います。
相変わらずその効果の程を確認できないSHM-CDは
何度かリイシュー発売されていますが、正直、
それらはどれも微妙な出来でした。
とはいうものの、スティングと言えばメロディー・メーカーとしても
最高のアーティストの一人であることは紛れもない事実であります。
日本でも映画『レオン』のエンディングで使用された
「シェイプ・オブ・マイ・ハート」をはじめ、
「イングリッシュマン・イン・ニューヨーク」や
ドラマ主題歌となった「デザート・ローズ」など、
ほかにも数々の名ソングを残しています。
ということで、それらの名曲が今回どのようにリマスターされたのかは
非常に興味のあるところであります♪
で、国内盤のリリースが年明けに延期になってしまったので、
とりあえず、外盤(輸入盤)を購入してみました☆
ちなみに2枚組を1枚のみのCD、どちらを購入するかを
迷っているなら迷わず、2枚組をオススメします。
ただ、どうしてもSHM-CDが良い!という方は年明けまで待ちましょう。
ただ、個人的にはSHM-CDの音質効果は「?」なので、
安価な外盤(輸入盤)で十分、その音の良さを体感できると思います。
さぁ、早速試聴開始であります♪
う~ん、なるほど~、、、、、こうきたかぁ~。。。
というのが、ざっと試聴し終わっての感想であります。
よく、リマスタリングされた音源にありがちなのは音圧の改善、
つまり音圧が上がっているので、誰が比較して聴いても
音が良くなったと思いがちになります。
今回のスティングのリマスタリングも基本的にはそのような
手が加えられていると思いきや、そうではありませんでした。
比較したのは、彼の最新SHM-CDの各アルバムに
収録されている楽曲であります。
では、何がどう違うのか?!
良くなったのか?!
大して変わらないのか?!
はい、答えは、良くなった!!でありまっす☆
ひと言で言えば、各楽器の音色がレコーディング時に発していた
音に限りなく近づけようとしたのではないかと感じました。
つまり、ひとつひとつの楽器のサウンドがとてもリアルで、
より生音になっているということです。
例えば、「イングリッシュマン・イン・ニューヨーク」のイントロの
リズム(ドラム)の音を聴いてもすぐわかります。
特にリマスター盤の音を聴いた後にそれまでの音源を聴くと
明らかにリズムの音が曖昧、輪郭があまく濁ってるようにも聴き取れます。
スティング自身のヴォーカルの善し悪しはあまり感じませんでしたが、
各トラックの演奏は、どれも非常に高級感のある
リアリティに富んだ仕上げになっていると感じました。
とは言え、正直、きっちりと聴き入らないとわからないなぁ~?!と
感じる人もいるかもしれません。
でも、キッチリ聴き込めば、そのリマスタリングの仕上げの方向性に
「良い仕事してるなぁ~!!」な~んて感心するのではないでしょうか。
少なくともdj Hideky kun にはそう聴こえました☆
こうした良質なリマスター盤も大歓迎でありMAX!!