さて、エソテリックのRZ-1を使用してのSACD聴き比べ第3弾であります。
今回は、国内盤対決であります。
いつものように青コーナー?は、ユニバーサルミュージックがリリースした
SHM仕様シングルレイヤー2chSACDであります。
方や赤コーナー、ディフェンディング・チャンピオン?は、
オノ・セイゲンによる1-bit DSDリマスタリングされた
Hybrid SACDであります。
ちなみにこちらもユニバーサルミュージックがリリースしています。
で、今回は特別にスポット参戦?として、シルバーコーティングされた
24bit 100kHzマスタリングされたK2HD CDも聴き比べることにしました♪
まずは、聴き慣れたHybrid SACDから試聴開始であります。
う~ん、マイルドでミッドレンジが充実した実に心地よいサウンドであります。
安心して聴いていられる、という表現がピッタリであります。
決してハイファイな再生音ではありませんが、洒落たお店で聴くような
ジャズボッサってこんなイメージじゃなかったけ?という風にも感じます。
で、続いてはスポット参戦のK2HD CDであります。
このタイトルと同時リリースされたオスカー・ピーターソンの
『ゲット・リクエスト』は、タイトル史上最高の音質でありますが、
こちらはどうでしょうか?
ひと言で言うならば、Hybrid SACDの再生音をよりクリアにした
サウンドといった感じでしょうか。
恐るべしK2HD CDであります! SACDでもなく、ふつ~のCDなのに
このクオリティなのですから。
空が一気に晴れ渡ったような見通しの良い瑞々しい再生音は、
何度聴いても時間を忘れて楽しめます。
さぁ、で、いよいよ悪名高い?!SHM仕様SACDであります★
さてさて、今回も前回、前々回同様の結果となりますかどうか。。。
ムっムっムっムっムっ!!!!!
おぉ~っ!!!!!
1曲目の「イパネマの娘」で唄うアストラッド・ジルベルトの
ヴォーカルが圧倒的に鮮明で瑞々しく生々しく美しい歌声なのであります☆
こりゃ、度肝を抜かされましたっ!!
この名盤のトピックスの一つにヴォーカルの位相について
取り沙汰されているようですが、このサウンドを聴いていると、
もう、そんなことどうでも良いじゃん!ってなってしまいます。
いやぁ~、遂にでましたね~、、、、、
SHM仕様SACDを10タイトル以上も購入してしまった
dj Hideky kun でありますが、初めて感動しました。
それにしても5万円以上のこのSHM仕様SACDに投資?!して、
やっと、1枚、素晴らしい出逢いに巡りあうことが出来ました♪
良いのか悪いのか、よくはわかりませんが、いずれにせよ、
このSHM仕様SACD盤「ゲッツ/ジルベルト」は一聴の価値が
とてつもなくあると断言できる1枚でありました☆