さてさて、2ndシステムとして導入したエソテリックのRZ-1も
スピーカーシステムを除いてほぼ、チューニングが一段落したので、
折角なのでこのあたりで、そのRZ-1を使ってSACDを
タイトル毎に毎回聴き比べをやってみたいと思います♪
その記念すべき?第一弾は、dj Hideky kun もお気に入り
ジャズの名盤中の名盤、ビル・エヴァンスの「ワルツ・フォー・デビイ」でっす☆
dj Hideky kun もご多分に漏れず、CD、アナログ盤含め、
一体このタイトルのパッケージを何枚もっているのでしょうか?
まぁ、こんな機会が無ければそんなの調べないので数えてみました。。。。。
CDは5枚、アナログ盤は7枚の全部で12枚も?!ありました。
まぁ、ほとんど病気ですね、コレは。。。。。
さて、さて、そんなことはさておき、今回はその中から、
SACDを2枚ピックアップしての聴き比べでございまっす♪
取り出したのは、悪名高い?!ユニバーサルミュージックが
精力的にリリースを続けるSHM仕様のシングルレイヤーSACDです。
そしてもう一枚がアナログ・プロダクションズがリリースしている
Hybrid SCAD(外盤)であります。
まぁ、今回の聴き比べ、もう結果をここで見るまでもなく、
既にファンの方ならどちらもお聴きになって、
ご自身で結論は出ていると思いますが。。。。。
しかも、その結論とは十中八九、ほとんどの方が同じ結果であると
確信しているdj Hideky kun であります。
で、dj Hideky kun の聴き比べの結果でありますが。。。。。
はい、アナログ・プロダクションズのHybrid SCAD(外盤)の
圧勝でありMAX☆
もしかしたらSHM仕様のシングルレイヤーSACDの売りのひとつである
マスター音源に手を加えない、ということにその原因があったのかも
しれませんが、つまり、マスター音源そのものの劣化が相当進んでいるかも、
ということです。
まぁ、これだけはdj Hideky kun にはわかりませんが、
現状のマスター音源がこうなんです、と言われたらある意味、
ファンにとっては貴重な音源(資料)といえるかもしれませんが。。。
聴き比べの感想としては、まず、演奏のライヴ感、リアリティ感、
空気感など、どれをとっても比較にならないくらい
Hybrid SCAD盤の方が方が遙かに上回っています。
SHM仕様SACDは、その逆で、音が死んでいます。。。
純粋に「音楽を聴く」ならば間違いなくHybrid SCADで十分です。
とは言え、実はユニバーサルミュージックによるSHM仕様の
シングルレイヤーSACDなのですが、dj Hideky kun 、
何を隠そう既に10枚以上も購入しており、同仕様の
ワーナーミュージックからリリースされているタイトルも
数枚購入してしまっています。。。
まぁ、そういう意味では、レコード会社の策略にまんまとはまっている
dj Hideky kunであります(苦笑)
残念ながら、このユニバーサルミュージックのSHM仕様SACDは、
何から何まで最悪と言わざるを得ません。
音は悪い!値段は高い!パッケージの作りも最悪!であります。
唯一、素晴らしい!と思えたのは、1枚だけです。
その1枚は日を改めてレビューしたいと思います。
いずれにしても何も味付けしないという企画コンセプトは
素晴らしいとは思いますが、裏を返せば、我々を唸らせるだけの
日本人マスタリング・エンジニアが居ないってことかもしれません。
さて、今回、ビル・エヴァンスの「ワルツ・フォー・デビイ」に関しては、
Hybrid SCADに軍配が上がったわけでありますが、
dj Hideky kun の個人的見解としては、同タイトルの中で
もっとも優れた音質のCDは、ファンタジー(外盤)がリリースしている
1枚1,000円程度で購入が可能な1992年リリースのふつ~のCDです。
機会があれば、是非、こちらのCDも聴いて欲しいと思います♪