ここ1~2年の間にユニバーサルやワーナーから
高額(1枚4,500円!)のSHM仕様のSACDが
リリースされ続けていますが、正直、その音質も売れ行きも
「?」のようでありまっす。
まぁ、当然と言えば当然の結果かもしれませんが。。。
そんな中、ワーナーがやってくれましたっ!!
今週、5.1chサラウンド&ステレオ音声収録した
SACD/CDハイブリッド盤仕様の名盤5タイトルが
リリースされたのでっすっ!!
しかも価格は、3,200円で限定盤ではありまっせん!!
いずれのタイトルも名盤揃いで、dj Hideky kun は、
その中から今回最も注目されている
イーグルスの『ホテル・カリフォルニア』のほか、
リンダ・ロンシュタットの『ホワッツ・ニュー』と
ディープ・パープルの『マシン・ヘッド』を購入☆
いずれもかつて5.1chDVD-AUDIO盤でリリースされていましたが、
既に廃盤で、今でも高値で取引されているようです。
まぁ、DVD-AUDIO盤があっても再生できないですが。。。
しか~し!今回のCDは、SACDにしてHybridなので、
通常のCDPでも再生可能でっす♪
これは素晴らしい~!!
今回の比較試聴は、やはり、初SACD化された注目の一枚、
イーグルスの『ホテル・カリフォルニア』のレビューをば。
イーグルスの『ホテル・カリフォルニア』と言えば、
言わずと知れた20世紀を代表する不滅の最高傑作アルバムでっす☆
本作よりバーニー・リードンに代わりジョー・ウォルシュが参加!
よりパワフルかつ切れ味のよいサウンドに仕上がっています。
(1976年/第5作目/全米アルバム・チャート:8週連続第1位)
比較するCDは、今年2月にリリースされたSHM-CD紙ジャケ仕様でっす。
さてさて、SACD/CDハイブリッド盤仕様を聴く前に、
おさらいとして、まずはSHM-CD紙ジャケ仕様をざっと試聴♪
改めて聴き直してみて感じるのは、このSHM-CD紙ジャケ仕様は、
スッキリ・明瞭なサウンドにまとめられている感じであります。
dj Hideky kun の好み的には、重量盤アナログの
重みのあるサウンドの方が好きでありまっす♪
さて、続いてはお待ちかねSACD/CDハイブリッド盤仕様でっす☆
その音質や如何に~?!
1曲目の「ホテル・カリフォルニア」からSHM-CD紙ジャケ仕様の
音とは全然違いまっすっ!!
SACD/CDハイブリッド盤仕様の方が明らかに重心が低く、
アルバムのイメージに合致したサウンドに仕上げられています♪
重量盤アナログの音質に近いモノを感じました。
重心が下がった分、音の厚味や音圧が少し増したようにも感じまっす。
加えて、5.1chサラウンド対応のためでしょうか、
左右から今まで聴いたことのないような楽器音が所々で聴き取れます。
これに関しては、好みが分かれると思いますが、
dj Hideky kun 的には新鮮に感じられて良いと思いました☆
いずれにしても、このSACD/CDハイブリッド盤仕様は
「買い!!」だと思いまっす!!
まぁ、限定盤ではないようなので、友達で先に購入した人がいれば、
ちょっと貸してもらって自宅のシステムで聴いてみてください。
それからでも購入は遅くないので。
ちなみに『マシン・ヘッド』は、2000円デジタル・リマスターと比べると、
音圧は同等ですが、ドラム音がよりハッキリしていて
気持ちの良いサウンドに仕上がっているという印象でした。
『ホワッツ・ニュー』は、現存するCDの中では最も高音質ではないでしょうか。
これも「買い!」であります☆
さぁ、こうなるとますます、来月にリリースされる第二弾、
ドナルド・フェイゲンの名盤『ナイトフライ』が
俄然、楽しみになってきましたねぇ~♪
こちらも初SACD化となりますから。
もちろん、dj Hideky kun は予約済みでありまっす☆
ゲシ♪ゲシ♪
まぁ、それにしても、こういった同タイトルのアルバムを
何枚買い続けているんだろ~?!と思い返すと、
正直、同じアルバムに何回も著作権料を払うのってどうよ!!って、
レコード会社に声を大にして言いたくなる気持ちもあったりします!!
とは言え、それだけ、名盤と言われるモノがなかなか
出てこないんだから仕方ない、とも言えますが、
いずれにしても、レコード会社A&Rの怠慢と言えるかもしれませんね。
む~ん、なんだか微妙。。。。。