★ ESOTERIC RZ-1試聴レポート

相変わらずの残暑続きですが、お盆の最終日、

せっかくの休みなので、、、ということで、

久し振りに品川の原美術館に行ってきました。


開催中の展覧会が目的ではなく、

あの、住宅街に佇む海外の邸宅を思わせる雰囲気に浸りたいなぁ~

なんて思った次第であります。


真夏の芝生の気持ち良いくらいスッキリとした香りに癒やされる

dj Hideky kun でありました♪


ちなみに展示作品は映像中心だったので、

それも何だか新鮮でなかなか楽しめました☆


さてさて、品川まで足を伸ばしたついで?!に

これまた久し振りに秋葉原に行って、

気になるオーディオの試聴でもして帰ろうと思い、

いざ、秋葉原へGO!!


この日のお目当ては、ESOTERICのレシーバー、RZ-1でっす。


ネットなどでもなかなかの高評価なので以前から

気にはなっていたのですが、何せ価格が37万円ほどということで、

やはり、この金額を出すなら、ほとんどの人がセパレートに

いっちゃうと思うのですが、普段使いのオーディオとしては

どうなんだろう?と日に日に興味が沸いてきたわけであります。


つまり、極端な例を挙げると、ちょっと近場に行くのに

わざわざフェラーリを運転して行くには、

やはりそれなりの気合いも必要かと。


でも、コンパクトカーなら気軽にノンストレスで出かける気にもなります。


やはり、普段は手軽に良い音を楽しみたい!という気持ちも

セパレート・オーディオ・システムを組んでみて、

はじめて気付かされることかもしれません。


持つまでは、あこがれの方が強くて、

購入した当初の満足度は高いのですが、

もう少しコンパクトなシステムで気軽に良い音楽を楽しみたいなぁ~、

な~んて最近、そう思うようになってきた

dj Hideky kun なのでありまっす。


さぁ、前置きはそのくらいにして、早速、試聴開始です♪


ちなみに、組み合わせたスピーカーも当然、

小型のブックシェルフ型でありまっす。


選んだのは、かつてdj Hideky kun も所有していた

FOSTEXのGX100です☆


デジタルアンプのRZ-1ならもっと大型のスピーカーでも

難なくドライブするのでしょうが、手軽さと高CPを考慮すると

GX100しかないなって感じです。


ついでに、AccuphaseのE-350とLuxmanのL-507uと

L-550AXもあわせて比較試聴したのですが、その話は後ほど。。。

さてさて、話は今回の主役、RZ-1に戻りますが、試聴前は、

特にGX100との組み合わせということもあって、

キンキンした高域が耳に刺さる硬い音を想像していたのですが、

いざ、聴いてみると全く違う結果となって正直、ビックリ!!


まず、ジャズに関しては、各演奏楽器の輪郭がハッキリ描写されており、

多少、ピアノなどは硬めに感じられるところもありましたが、

全体的には艶やかさや瑞々しさ、自然なリアリティ感も

見事に再現する素晴らしいサウンドでした♪


おそらく他社の同価格帯の単品プリメインアンプより全然、

良いんではないでしょうか。


ただ、もっとマイルドに聴きたいという方には不向きかもしれません。


dj Hideky kunは「温かみ」を感じる音は好きですが、

「こもった」音が好きではないので、そういう意味でもRZ-1は

dj Hideky kunの好みに合っています。


次にロックに関してですが、こちらも軽快に気持ち良く再生してくれます。


ただ、GX100の限界なのでしょうが、音量を上げての再生では、

低域が不足気味になります。


ただ、リビングや寝室で聴く程度の普通の音量であれば、

ほぼ、問題ないレベルだと思いました。


クラシックの再生に関しては、現在所有しているマッキンより良いかも?!

と思えるくらい繊細な描写で再生してくれます。


Hip-Hopなどは、低域が出すぎてダブつくこともなく、

スッキリと音が分離されていて良い感じで音楽を楽しむことが出来ます。


ちなみにスピーカーを同じくFOSTEXのG1300にしてみたら、

低音が増し、音場の広がりが出ますが、輪郭がハッキリしている

GX100の方がdj Hideky kunの好みでした。


まぁ、価格が倍以上違う割には、、、ということが大きいですが。


あと、せっかくなので、JBLの4338とTANNOYのTurnberry/SEで

RZ-1を再生してみたのですが、気持ちよくドライブしていて

GX100とは全く異なる再生音、一言で言うなら、

余裕溢れる芳醇で艶やかな包み込まれるような安心感のある

再生音となります。


また、車にたとえてしまいますが、GX100はレッドゾーン限界まで

ブン回しで走っているのに対して、JBLやTANNOYは、

同じ車体を使っているけど、エンジンの排気量が倍以上違うため、

少しのアクセルワークで楽々と同じ速度を安定して走行している

といった感じです。


でも、ブン回しで走っているGX100も気持ち良いんです、これが!

というわけで、今回も実際に試聴してみないとオーディオは

わからないなぁ~、といういつもの結果と相成りました。

RZ-1はかなり魅力的な製品でした。


ただ、残念ながら、価格が価格だけに、ヒット商品となることはないでしょう。


音の良さと利便性から言ってもスピーカーとセットで40万円ですから、

単品コンポを100万円で組むより安上がりで、満足度も高いと思います。


デザインもなかなか良いですしね☆


まぁ、無理でしょうが、このRZ-1が20万円くらいの価格設定なら

間違いなく、バカ売れすると思うのですが。。。。。


でも、そのためには何台売ればリクープするのか?!


メーカーさんの更なる努力に期待したいところでありMAX!!


さてさて、次回は中堅どころのプリメインアンプ、AccuphaseのE-350と

LuxmanのL-507uとL-550AXの試聴レビューでもしますかな♪


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