さてさて、前回の『Waltz for Debby』のCD聴き比べに続いて、
今回は、同じくdj Hideky kun がこよなく愛するJAZZの名盤
マイルス・デイビスの『Kind of Blue』のCD聴き比べでっす!
この『Kind of Blue』も『Waltz for Debby』と同じく、
アナログ盤、CD含め、何度も何度もリイシューされ続けている
名盤中の名盤で、ご多分に漏れず、dj Hideky kun も
数年に渡り何枚も買い続けている1枚です♪
その中から今回は、SACD(Hybrid)、Blu-Spec、K2HDの
3枚をフィーチャーしたいと思いまっす☆
まずは、お馴染み2006年DSDリマスタリング仕様の
SACD(Hybrid)盤でっす☆
このSACD(Hybrid)盤、売りはマルチ5.1chですが、
今回は2chステレオでの比較となります。
さて、その試聴結果や如何に?!
まず最初に感じるのは、1曲目「So What」のヒスノイズです。
このヒスノイズに関しては、元々の録音状態から、音圧を上げつつ、
サウンド・クリアネスを維持するためには致し方なかったのかなぁ~?
な~んて勝手に想像したりします。
アルバム全体を通して聴いていると、これはこれで、
こんなものなのかなぁ~、ってな感じで、可も無く不可も無く、
と思ってしまいます。
音楽ではなく、音質面を聴くと決して悪いわけではないのに、
特に感動するわけでもなく、というのがその理由かもしれません。
お次は昨年暮れにリリースされたBlu-Spec盤でっす☆
こちらの音源もSACD(Hybrid)盤と同様、
2006年DSDリマスタリングが使用されています。
とは言え、紙ジャケ仕様なので、いちファンとしては
大いに期待が高まりまっす!
さてさて、こちらの試聴結果はどうだったんでしょうか?!
ムムムムムム~、、、、、
う~ん、ハッキリ言って、SACD(Hybrid)盤との違いは
ほとんど感じられませんでした(苦笑)
まぁ、ソース音源が同じなのですから、
当然と言えば、当然かもしれませんが。。。
ただ、SACD(Hybrid)盤と比較しながら、よ~く聴いていると、
Blu-Spec盤の方が、音が少しクリアで、立体感を感じることが出来ます。
でも、ブラインドテストして、どちらの音がいい?とやっても
ほとんどの人はその違いに気が付かないんじゃないでしょうか。
この2枚の内どちらを選ぶ?と聞かれたら、dj Hideky kunは、
Blu-Spec盤を選ぶと思います。
さてさて、いよいよ最後の1枚でっす。
こちらは、今年6月にリリースされたK2HD盤でありまっす☆
正直言って、先の2枚が大差なかったので、
あまり期待はできないかなぁ~、なんて思いながら
試聴を始めてみたのですが、さぁ、その結果や如何に?!
いやぁ~、出ましたっ~!!いや、出てしまいましたねぇ~!!
これまた、度肝を抜かれるくらいの驚きでありMAX!!
先の2枚とは全く別物です。このK2HD盤☆
まず、1曲目「So What」のヒスノイズですが、
こちらもあるのですが、耳に付くような高域のヒスノイズがカットされ、
低域よりに抑えられています。
そして、音圧は明らかに先の2枚よりあります。
そして、何よりも驚かされたのは、各演奏のリアリティ感が全然違って、
このK2HD盤に限っては、まるで目の前でライヴ演奏してるかのごとく
リアリティ感、立体感、音場、サウンド・クリアネス、
どれをとっても素晴らしい再現能力と言えMAX!!
こりゃ、スッゲ~っ!!と思わず叫んじゃいました!(笑)
このこのK2HD盤は、香港SMEからリリースされた外盤(輸入盤)ですが、
マニファクチャーは日本であります。もちろんエンジニアも。
ただ、シリアルナンバーが刻印されているので、
もしかしたら限定盤かもしれません。
少々、お高いですが、このリアリティなサウンドを堪能できるなら
絶対に“買い!”ですぞ~っ!!
こうなると、同時期に香港SMEからリリースされた
他のK2HD盤も気になってしまうdj Hideky kun でありまっす♪
いやぁ~、それにしても、今回の『Kind of Blue』K2HD盤は、
重量アナログ盤より全然、音がいいんじゃないでしょうか。
そのくらい迫力があるんです、このK2HD盤には!
是非、興味のある方はゲットして聴いてみてください。
一聴の価値は十分すいるくらいありますから。
逆に、聴かなきゃ、一生後悔するかもですぞ~い。。。