dj Hideky kun が最も愛聴しているJAZZアルバムのひとつ、
Bill Evans Trioの『Waltz for Debby』☆
アナログも含めると、もう何百回、いや、何千回と聴いていると思います♪
メロディ、各楽器の音のリアリティ、SEも含めたライヴ感、などなど
このアルバムが愛される理由は数知れず。。。
何度聴いても決して聴き飽きることのない、まさに不朽の名盤と言えます。
まぁ、そういうこともあって、この『Waltz for Debby』に関しては、
アナログ、CD、デジタル配信と、もう何度も何度も
リイシューされ続けています。
なので、その中でも自分の最も好みに合ったモノがどれなんだろう?
と言うことで、同じアルバムなのに次から次から自分好みの
1枚を求めて何枚も買ってしまうのであります。
と言うことで、今回は、その『Waltz for Debby』のCDパッケージをフィーチャーして比較試聴してみたいと思います♪
はい、で、まずは、ネットでの評価も比較的高い
Analogue Productionsからリリースされている
SACD(Hybrid)でっす☆
一聴して感じるのは、確かにオーディオ的観点からすると
音がとってもクリアで、なかなか良い音してるなぁ~♪っと。
他のCDと比較試聴しなければ、恐らくこれで決まりっ!!
といったところでしょうか。
音圧が上がっている分、音全体にヒスノイズっぽい感じがするのが
気になったりもしますが、それでもこのクリアさと音場感は
悪くないと思います。
ただ、今回試聴した4枚の中で最もデジタルっぽく聴こえたのは
実は、このSACDでした。
さてさて、お次は、本命中の本命?!XRCDでっす☆
オリジナル・マスターテープをLAでマスタリング!となっています♪
こりゃ、なんだか期待できますぞ~!
ネットでもおそらく一番評価が高いのではないでしょうか。
それ故、プレミアム価格となって、とてもじゃないですが
今では手が出ません!
さぁ、肝心の音の方はと申しますと。。。
他の3枚と比べると明らかに音圧が低いです。
逆に言うと、他の3枚が上げられてる、と言えるのかもしれませんが。
アルバム全体を聴いた感じでは、ソフトにまとまった音で、
聴き疲れしにくく、ある意味、アナログ的なサウンドと言えると思いました。
これもSACD同様、他のCDと聴き比べなければ、
これでいいんじゃない?!って感じがします。
でも、音の作りはSACDとは真逆な感じで、
これは聴く人によって好みが分かれるんじゃないでしょうか。
dj Hideky kun的には、どちらも良いところがあって、
正直、甲乙付けがたいなぁ~、、、って感じであります。
おそらく、その時々の自分のコンディションによって
変わるような気がします。
体調が良ければ、SACD(Hybrid)を、
リラックスしたい時には、XRCDを、といったところです。
はい、それでは3枚目、SHM-CDでありまっす☆
今回はDSDマスタリング盤のSHM-CDではなく、
最近リリースされた3枚組の完全版をピックアップしてみました。
で、試聴しての感想ですが、、、
これ!かな~り、良いでっす☆
先のSACD(Hybrid)とXRCDの良いとこ取りに近い感じで、
オーディオ的というより音楽的に、非常に楽しめる音になっています♪
もちろん、DSDマスタリング盤のSHM-CDとは比較にならないくらい、
こちらのSHM-CDの方が、圧倒的に音は良いです☆
SHM-CDという以外は特に目新しいというわけではないのですが、
SACDのヒスノイズっぽいところが取れていて、
でもクリアで各楽器毎の音の分離も良く、
ライヴ感もよく再現されている好盤ではないでしょうか♪
いやぁ~、それにしても同じアルバムなのにここまで音が違うとはっ!!
さぁ、最後はふつ~のCDでありまっす☆
選んだのは、何とAAD盤の通常CDです。
つまり、アナログ → アナログ → デジタルに録音~変換された
CDということになります。
今回、最も期待していなかったCDであります。。。
で、その再生音や如何に?!
いやはや、良い意味で大きく期待を裏切られましたっ!!
今回試聴した4枚の中で、このAAD盤の通常CDが
各楽器のリアリティ感、ダイナミックさ、量感、
そして、会場のライヴ感、どれをとっても一番だったのでありMAX!!
正直、かな~り、ビックリでありっす☆
こりゃ、マジ、スッゲ~っ!!!
しかも、購入価格は最も安い、1,000円!!
こればっかりは、全く予想もしなかった結果ですねぇ~。
いろいろと散財した結果がこれだとは。。。(苦笑)
まぁ、アナログ盤も何枚も持っていますが、一番音が良いのは、
ビクターから1,500円シリーズでリリースされた
アナログだったりしますからねぇ~。。。
dj Hideky kun同様、『Waltz for Debby』が愛聴盤だという方は、
是非、一度、AAD盤の通常CDを聴いてみてください。
dj Hideky kunが感じたことにきっと何度も頷けると思いますぞ~♪
さてさて、オリジナル盤がどれだけ良い音がするのかは
知る由もないdj Hideky kunではありますが、
今回の結果は、なんだか少々複雑な心境ではありますが、
改めて色々と聴き比べてみて、それぞれのCDの善し悪しも
再認識できて、なかなか楽しかったのであります。
次は、『Kind of
Blue』の聴き比べでもやってみよっかなぁ~♪
ゲシ♪ゲシ♪