dj Hideky kunが、アナログ回帰してから、はや数ヶ月。
新譜・中古盤含め、アナログ盤が日に日に増え続けております。
カートリッジもヘッドシェルもリード線も
かなりグレードアップしてからというもの
アナログ盤の音質の良さに酔いしれている
dj Hideky kunでありますが、
もうひとつ、忘れてはならない陰の功労者が居ます!
はい、それが今回ピックアップするレコード・クリーナーです☆
その名は、レイカ バランス・ウォッシャー33です。
実はdj Hideky kun、今回のアナログ回帰するまでは
その存在は知りませんでした。
レコード・クリーナーといえば、長年、ナガオカのレコード・スプレー、
SP-558とベルベット・クリーナーのセットを愛用していました。
ちなみにスタイラス・クリーナーは、オーディオ・テクニカの
AT607でした。
ただ、ナガオカのレコード・スプレーは気休め程度、
つまり静電気を少し抑えるくらいで、「パチパチ」する
耳障りなスクラッチ・ノイズや音質向上などは望めません。
で、色々調べてみると、劇的なスクラッチ・ノイズ低減や音質向上には
ドイツ・メーカーが販売している50万円前後もするクリーナーが
良いらしいのですが、当然そんな代物買えるはずもなく。。。
そして、諦めずに更に調べていると、逸品館のホームページに
レイカが紹介されていたというわけです。
ナガオカのレコード・スプレーよりも高くて、手入れがかなり
面倒くさいのは否めませんが、特に中古盤には効果が期待できそうな
① カビが生えたレコードでもリフレッシュできる!
② スクラッチ・ノイズがかなり抑えられる!
という、素晴らしい!製品ではありませんか!
ちなみにオーディオ銘機賞も受賞しており、
レコード会社御用達のレコード・クリーナー液のようです。
ホントに?!と疑いたくはなりますが、
とはいえ、高いとは言え、一度は試してみる価値があるかと思い、
専用クリーナー・クロス,90枚とあわせて買ってみることにした
dj Hideky kun。
数日後、商品が到着したので、早速、中古盤のクリーニングから開始です!
このクリーニング、かなり気合いを入れて行わないといけません。
まずは、A液、B液の2種類あるうちから、
A液をレコード盤に5~6滴垂らして、専用クリーナー・クロスで
汚れを拭き取ります。
そして、その後にB液を同じようにレコード盤に5~6滴垂らして、
もう一枚用意した専用クリーナー・クロスで液をコーティングするように
伸ばします。
クリーニングは、ひたすらこの繰り返しなのですが、
ずっとやっていると、指先と腕と腰を痛めてしまうので注意が必要です。
なので、このクリーニング実施には、気合いが必要というわけです。
さてさて、肝心の効果の程は如何に?!
はい、まずは、スクラッチ・ノイズですが、
完全にはなくならないものの、かなり抑えられました!スッゲ~!!です。
スクラッチ・ノイズが残っている部分も
耳障りなハッキリ聴こえる「パチパチ」ではなく、
かなり耳に優しい?こもり気味の「パチパチ」に変わります。
次に汚れですが、一部のネットでのレビューにあるような
黒光りがして素晴らしい!と言うほどのことはありませんでしたが、
かなり取れる方だと思います。
そして、肝心の音質の方はどうか?!
ここは判断が難しいところではありますが、
低域が「ふくよか」になった感じは、よく聴き取れます。
ただそれとトレード・オフで高域が多少抑えられて
マイルドになった感じがします。
ただ、総じてですが、数千円でこれだけハッキリとした
改善効果が確認できるレコード・クリーナーは希ではないでしょうか。
何十万円もするクリーナー機は買えませんが、
dj Hideky kunは、今後も大切なレコードを
このレイカのバランス・ウォッシャー33でケアしていこうと思っています。
あっ!そうそう、
それと、長年使い続けていたオーディオ・テクニカの
スタイラス・クリーナーですが、実はこれ、アルコール成分が入っている
タイプで、汚れ落としには効果があるものの、カンチレバーや
針先を痛め易いということも最近知った次第であります。
何とも情けなやぁ~(涙)
かなり易くて便利だったんですが。。。
なので、スタイラス・クリーナーもノンアルコール・タイプの
ライラSPTに替えることにしました!
こちらの効果は音質面も含めて定かではありませんが、
お気に入りのカートリッジの延命にきっと貢献してくれるものと信じて
今後も愛用していきたいと思うdj Hideky kunでありました。
ゲシゲシ♪