すっかりアナログ・オーディオに目覚めたdj Hideky kun♪
カートリッジとヘッドシェルを買い替え、フォノイコラーザーを導入し、
レコードがこれほどの音を出せるのか!と感動の毎日です☆
アナログはCD以上にプレイヤーだけでなく、周辺アクセサリーも豊富。
選ぶ楽しさもその分増えるというわけです。
ネットでのレビューも参考になるのですが、
やはりアナログに関する情報は不足気味。
そこで、それまで立ち読み程度でしか見たことのないオーディオ雑誌
「analog」の中古のバックナンバーを数冊、その他にもアナログ関連の
ムック本を買っては、情報をインプットして楽しんでいます。
カートリッジ、ヘッドシェル、フォノイコライザーを購入後、
ようやくしっくりくる納得サウンド・レベルが確保でき、
一通り落ち着いていたdj HIdeky kun。
いつものように「analog」を読んでいると、気になる特集記事を発見!
その内容は各社のリード線を比較テストするというもの。
dj Hideky kunが既に使用していたオーディオテクニカの
AT6101やゾノトーンの8NLW-8000の記事もありましたが、
中でも目を引いたのは、最も高価なリード線、アクロリンクの
LWG-8N(24K金メッキ端子)のレポートでした。
テスターの山本博道さん曰く、
「度肝を抜かれた!凄い!」
「これは買って後悔することは絶対ない!」
「今回の試聴テストの良い製品らの良いところを全部取ったような音だ!」
と大絶賛しているではないですか!!
これは、とても、とても興味をそそられます。
でも、値段も他のリード線と比較してズバ抜けて高い!!
ちょっと試しに買ってみるか、とはいかないお値段です。
普通にMCカートリッジが買える値段です。
でも、それでも、何度も何度もその記事を読み返しながら、
なかなか諦めがつかないdj Hideky kunでありました。
そして、数日が経った後、あれこれ探していると、なんと!なんと!
半値近くで提供しているお店を発見!!
早速、そこの店主さんに、
ロジウムメッキ端子と24K金メッキ端子の音の傾向の違いを確認しつつ、
最終的に24K金メッキ端子を購入してしまいました☆
また?!雑誌の記事に踊らされただけの結果になるかもしれませんが、
やはり、自分の耳で確認するまではわかりません。覚悟を決めたということです。
そして、この最も高価なリード線と同時にオーディオテクニカの
13gのカートリッジ・シェルも購入。
待つこと約一週間。ようやくモノが到着しました。長かった。。。
早速、それまで使っていたゾノトーンのシェルとリード線から
お気に入りのカートリッジ、オーディオテクニカAT33PTG/Ⅱを取り外し
同社製シェルAT-LH13/OCCに取り付けることに。
さてさて、出音やいかに!?緊張します。
もし、ほとんど変化がなかったらどうしよう。。。
まぁ、覚悟を決めて買ったんだから、その時は潔く諦めよう。。。
で、二度と雑誌のレビューを信じるのをやめよう。。。
(実はいつもこの繰り返しですが。。。(笑))
さて、いざ試聴開始です。
まずは雑誌と同じように、比較レコードはドナルド・フェイゲンの名盤
『ナイトフライ』をピックアップ。
明らかに音の変化がわかります☆
一聴して気付くのは、各音の輪郭がハッキリしているということ。
特にドラムなどのリズム系サウンドは一聴瞭然!ここまで変わるとは!
これまで使用していたゾノトーンでは低域は出てはいるけど、
少しフォーカスが甘くて、ぼやけて膨張しているように聴こえたのに対し、
アクロリンクではまったくそのようなことはなく、上から下まで非常にクリアです。
それぞれの音にきっちりした“芯”が入ったような感です。
クリアになった分、隠れていた音を聴き取ることが出来るようになりました。
これは確かに凄い!
印象としては、めちゃくちゃハイファイな音になった!というよりは、
上記の通り、音の輪郭がハッキリ・クッキリして、音数も増え、
各楽器の音がよりクリアに、そしてリアルに聴こえるようになったという感じです。
確かに買って損はない、リード線だと思います。
ただ、もしこの音を聴かなかったとしたら。
値段に対する費用対効果として考えるならば、
無理に購入しなくてもいいかもしれません。
でも、dj Hideky kunは、聴いてしまったわけで。
もう後戻りは出来ませんね。本当に買って良かったです♪
恐らく、現在販売しているリード線の中で最もカートリッジの
本来持っているポテンシャルを余すところなく引き出してくれる
リード線であることは間違いないと思います。
確かにレポーターさんの言うとおり、
「買って後悔することは絶対にない」リード線でした。
ジャズの生音は最高ですよ☆
ロックやファンクも録音状態の良いモノであれば、違いがよく分かります。
トランス、テクノ系はクリア過ぎて怖いくらい音がキラキラしています(☆。☆)
また、レコードを聴きあさる日々がしばらく続きそうです♪
やっぱり、いい音で音楽を聴くのって良いですね。
CDばかりを聴いていた頃、中古レコード・ショップには
ほとんど足を運ぶことはなかったのですが、
アナログ盤がこんなにいい音で楽しめるようになった今、
1枚数百円から良盤が購入できるレコファンの店内が
“宝の山”に見えるようになったdj Hideky kunでありました。
あぁ、幸せ~♪
◆追記
後日届いた別注の取り付け用チタンビスに取り替えてみましたが、
別の評論家が同誌に書いていたような音質改善とはならず、
むしろ交換して出音が低音膨張&ナロー・レンジになったように聴こえたので
現在は純正品のビスでカートリッジを固定しています。
こちらの方がワイド・レンジで美音です♪