映画『ソーシャル・ネットワーク』のDVDのレンタルが始まったので早速、
借りて観ることにしたdj Hideky kun。
劇場でも観たのですが、やはり、もう一度観てみたかった作品です。
残念ながらアカデミー賞作品賞の受賞は逃しましたが、
個人的には受賞作品『英国王のスピーチ』より断然、
『ソーシャル・ネットワーク』の方が楽しめましたし、
音楽も含め、良い作品だと思います。
ウワサでは、『ソーシャル・ネットワーク』は現代作品としては、
非常に優れているが、10年後に観たら「?」、
つまり、アカデミー賞作品賞受賞作品としては相応しくない、とのこと。
多少は頷けますが、だとすれば、何とも微妙な選出ですね。
話は映画に戻りますが、やはり、この作品は現代社会、
つまりIT社会、ネットワーク社会のある種、象徴的な作品だと思いますが、
まさに今の社会での成功と孤独を見事に描き出した映画ではないでしょうか。
富と名声を手に入れても、人として何か不完全で欠落している様は、
実際、そうしたアメリカ人の成功者のひとりと一晩遊んだことのある
dj Hideky kunには何ともリアルに感じた次第です。
さて、作品の内容はさておき、もう一つの話題が音楽です。
劇場やTV-CMなどでの予告編で使用されていた
あの何とも切ないメロディと歌声。
曲はレディオヘッドの「Creep」のカヴァーですが、
ベルギーで設立された少女合唱団によるものです。
素晴らしい選曲ですよね。
やはり、映像に付ける音楽の重要性を再認識させられます。
そして、映画のクロージング(エンディング)で流れるのが、
ビートルズの「ベイビー・ユーアー・ア・リッチ・マン」です。
この曲、もともとヒット・シングル「愛こそすべて」の
カップリング曲(B面)だったそうですね。
ちなみに、1967年リリースの名盤『マジカル・ミステリー・ツアー』に
収録されています。
ということで、久しぶりにCDラックからその名盤を取り出して
今、聴いています♪
別段、ビートルズに思い入れはありませんが、
やはり、アルバムとして聴く作品としては素晴らしいと思います。
オープニングの「マジカル・ミステリー・ツアー」から始まり、
クロージングの「愛こそすべて」まで聴き終えると、
ホントに起承転結考えられた36分34秒の素晴らしい
ディズニーランド的音楽ツアーに
参加しているような気分に浸れます。
ベスト盤全盛ですが、やはり、アルバムで聴く楽しさは格別ですよ♪
「どんな気分、美しい人種の仲間入りして
自分がどういう人間かわかった今
君は何になりたいの?」
やはり、選曲は重要ですね。
ホント、改めてそう思ったdj Hideky kunでありました☆