♪ Waltz for Debby / Bill Evans
オーディオをセパレート・タイプに買い替えるまでは、
プライベートでジャズなんて聴くことはほとんどなかった
dj Hideky kun。
でも、それを境に、あれよあれよという間にCDラックには
ジャズのCDがどんどん増えるばかり。
まぁ、ジャズの再発盤が1枚、千円前後で買えるという
買いやすさにつられて、ついつい買ってしまうのですが(汗)
その中か今回フィーチャーするのは、ビル・エヴァンスの名作
『ワルツ・フォー・デビイ』です。
ちなみに、モニカ・ゼタールンドのヴォーカル入りの方ではありません。
もともと、HybridのSACDは持っていたのですが、
アクロリンクのリード線を購入したのをきっかけに、アナログで聴いてみたくなり、
たまたまレコファンで中古盤が980円で売っていたので買ってみました。
改めてライナーノーツに目を通してみると、1961年6月25日、
ニューヨークのヴィレッジ・ヴァンガードにてライヴ・レコーディングと
明記されています。
それにしてもジャズの名盤って、こんな昔のレコーディングにもかかわらず、
どうしてこんなに音が良くて臨場感もあるんでしょうね。
まだ、生まれる前の演奏が、時代や世代を超えて、こんなにいい音で
楽しめるなんて、ホント、幸せなことです♪
さて、話をアルバムに戻しましょう。
dj Hideky kunがこのアルバムが好きな理由は、
その演奏もさることながら、演奏の合間や途中に聞こえる
人のざわめきや食器の音、拍手などの音です。
ジム・ジャームッシュ監督の映画『コーヒー&シガレッツ』の
コーヒーカップやスプーンがソーサーにあたる音やスプーンでかき混ぜる音、
ライターでタバコに火をつける音、タバコを吸う音に雰囲気が似ています。
何とも言えない心地よさがあります♪
それにしても、アクロリンクのリード線は恐るべし!です。
さらにリアルに臨場感いっぱいにライヴ演奏が堪能できます。
今日、一日だけで、もう何回このアルバムを聴いているでしょうか。
あぁ、ホントにいい音で良い音楽を聴くのって幸せなことですね~☆